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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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椹野川

                              山口県キリシタン関連地

殉教者ダミアンの血が流れた川


山口の南部を流れる川。この川のほとりに罪人を処罰する刑罰場がありました。

椹野(ふしの)川の河畔にあった一本松刑場は、一般罪人を斬首する刑罰場でした。1605(慶長10)年、キリシタン弾圧に転じた毛利輝元は、萩のキリシタン武将 熊谷元直に続き、山口の中心的人物ダミアンを一本松刑場で処刑するよう命じました。

ダミアンの血は椹野川を流れ、遺体はバラバラにされてこの川と近くの山野に捨てられました。

椹野川


椹野川は山口の南部、現在JR山陽線のすぐ南を流れていますが、これは何度も区画整理や埋め立てが行われた末の姿なので、一本松の地名が残る場所とは離れてしまっています。

しかし当時、一本松刑場は椹野川の河畔にあり、多くの刑罰場がそうだったように、罪人の血が川で流されていくようになっていました。

キリシタン禁制の時代、キリシタンは人間ではないとされ、大抵一般罪人とは異なる刑場、例えば牛馬の屠殺場などで処刑されていました。

椹野川の川岸


山口では一般罪人と同じ扱いをしたので、人間として扱ったということはできようかと思いますが、義人を殺したことに違いはありません。

ダミアンは信徒でありながら使徒のような働きをした人物で、洗礼を授ける事などもしてよいという許可を得て、信徒を助け導いていました。

ダミアンの遺体はキリシタンたちが崇拝せぬように細かく刻まれ野山と川に撒かれましたが、信徒らはひそかに夜中に探しに行き、見つけた遺体を長崎に送りました。

その後マカオに送られ、一時コロアネ島の教会にありましたが、現在は聖ポール天主堂の地下納骨堂に安置されています。


現在の椹野川

椹野川と橋


 
現地への行き方
JR湯田温泉駅、山口駅、上山口駅から徒歩1~3分。写真と地図は上山口駅の近くの椹野川です。



この地図は大体の位置を示すものです。訪問の際は現地の案内や地図で所在地を確認してください。

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