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キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

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一本松刑場跡

                              山口県殉教地

山口の指導者ダミアンの殉教地


山口のキリシタンで指導者として働いていたダミアンの処刑された場所。

ダミアンは生まれつきの盲人で洗礼を受けるまでは琵琶法師として生計を立てていた人物。記憶力がよく、話がうまかったといわれています。ザビエルが布教して以来の信者が住む山口の地で、説教師として主の教えを宣べ伝え、洗礼を授けるなどの働きをしていました。

一本松刑場跡地


1605(慶長5)年、毛利輝元の命により、ダミアンが処刑された地は、「山口を流れる椹野(ふしの)川岸の近くの一本松という場所」。

当時とは地形も変わっているので、明確な位置はわかりませんが、山口刑務所の正門の反対側辺りではないかと考えられています。

ダミアンを連れ出し馬に乗せた役人は、「湯田に用事があるからそこに向かう」と言いましたが、脇道に入っていくのがわかったダミアンは、「あなたがたが私を刑場に連れて行くのはわかっている」と言い、馬を下りて跪きました。

山口刑務所の壁


「信仰のために死ぬことは大きな喜びである」
そう言ってダミアンはしばらく祈り、首を差し出して役人の太刀を受けました。

ダミアンの遺体はバラバラに切り刻まれて椹野川と野山にばらまかれましたが、信徒たちが拾い集めて長崎の教会に送りました。

その後ダミアンの骨は追放令で日本を退去したキリシタンによって海外に持ち出され、現在マカオの聖ポール天主堂博物館の地下納骨堂に安置されています。ダミアンは2008年、他の187人の殉教者らと共に列福されました。


山口刑務所の壁

山口刑務所の前

一本松の辺り

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現地への行き方
JR湯田温泉駅から徒歩10分ほど。



この地図は大体の位置を示すものです。訪問の際は現地の案内や地図で所在地を確認してください。

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